抹茶マラカス

コペンハーゲン・カウボーイの抹茶マラカスのネタバレレビュー・内容・結末

コペンハーゲン・カウボーイ(2023年製作のドラマ)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

コペンハーゲン・カウボーイといいながら主人公ら幸運を与える少女。
恐らくは西部劇チックに、町から町をさすらいながらそれぞれの場所での問題を解決していく様子を幸運を与えるカウボーイという解釈なのだろう。西部劇とはある意味では移住者の物語でもある。と同時に、女性の搾取、そして豚に喰われることからも分かるような男根的な象徴の物語でもある。
あとは、青いジャージと赤いジャージ、思ったよりも肉弾戦が多いしブルース・リーにもオマージュが捧げられている。
こうしたモチーフが多すぎるところに、ライティングとカメラと見事にレフンの味が濃すぎるぐらいかかって結局何やねん!となるのはご愛嬌。まあ、小島秀夫が巨人のところに行け、とか言ってたし、ミウの能力は本物っぽくて、ニクラスのお姉ちゃんが何者なのかも分かんないので続きが大事なんだけど、続き…あるか?