Miri

The Confessions of Frannie Langton(原題)のMiriのレビュー・感想・評価

3.8
サラ・コリンズ作の同名小説を脚色したTVシリーズ。1826年頃、元奴隷でジャマイカからロンドンに行くことになり裕福なBenham夫妻の使用人として働くことになったカーラ=シモーネ・スペンス演じるフラニー・ラングトン。そこのマダム・マルグリット・ベンハム(ソフィー・クックソン)と恋に落ちたのだが、その夫妻を殺した罪で逮捕されてしまい、投獄。彼女の人生を描いた作品。
4つのエピソードを通し、誰が夫妻を殺したのかという殺人ミステリー要素もあるのだが、何よりその時代における黒人のあまりにひどい扱われ方、性別の格差、社会経済階級、セクシャリティの要素がぎゅっと凝縮されていてそれを彼女の子供時代、使用人時代、現在を行ったり来たりしながら描いている。
かなりインパクトのすごいドラマだった。
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