上海十月

麒麟がくるの上海十月のレビュー・感想・評価

麒麟がくる(2020年製作のドラマ)
3.0
池端俊策による「太平記」以来の大河ドラマ。室町幕府の始めを描き、本作で室町幕府の終わりを描く。脚本家冥利ではないでしょうか。太平記で北条高時役として片岡鶴太郎が本格役者の道筋をつけたので今回も出るなぁと思ってたら摂津晴門ってほとんど取り上げない役で、またしても嫌らしい感じで登場。池端脚本で架空人物の描き方が無理矢理な気がする時があり、そうしたいんだなぁと予定調和が個人的な性に合わない。前半の斉藤道三のモッくんがピークで後半あんまりのらなかったですね。最終の3話前から長谷川博己の本来持っている狂気の演技が増えてきて長谷川博己は、コッチの人だなぁ感じます。大河も終わったので悪役やって欲しいですね。
上海十月

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