うりぼう

生理のおじさんとその娘のうりぼうのネタバレレビュー・内容・結末

生理のおじさんとその娘(2023年製作のドラマ)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

BSプレミアム【特集ドラマ】

不覚にもラップ合戦で涙。二人の娘の親として花の反論が痛い。誰かが声を上げなくちゃ、社会は変わらない。でも、それは出るクギ、本人に還るならいいが、家族が傷つくのは、耐え難い。そして、それが家族の反感を買う。

幸男は、番組での失言で会社にも家庭にも居場所を失くす。慰めが意外にも仇敵の北条先生、異端の同士。

虐めも良いことも有り、つかさの家庭にお呼ばれする花、典型的な日本家族に驚愕、無意識の生理差別に幸男の血が騒ぎ口撃。護ってくれたのはつかさ、二人の傷が二人を結ぶ。逆につかさを花宅へ。

そこは同僚提案のビデオ撮影現場と化し、何故か、孤独なラッパー娘も参戦中。大ピンチの幸男、花に怒りの理由を問う、失った母との約束、姉は身に溜めることで守り、弟はラップに託す。

嵐の提案でラップ合戦に、脳天気な父は良き父であれば許されると勘違い。何でも解る父のドヤ顔が許せない花、親の傘で楽する子が偉そうに言うなとラップ娘、言いたい事の言えない家族より良いとつかさ。3人の生理娘が本音をぶつけ合う。同僚、頭飽和状態、休戦を提案。

幸男、北条の協力で番組をジャック、自分の不明を詫び、大バズリ、生理おじさんを継続。嵐、ラップ娘にナプキンの差し入れ、月一のラップ弟子を勝ち取る。花、つかさと交際を始めキスを貰う。

家族の為に無理をした妻の死、それを把握出来なかった夫の後悔、その想いが家族を会社をSNSを動かす。言えないより、言える家族がいいがそれには、一人ひとりの家族の覚悟がいる。めっちゃ難しい。ラップ娘、気になるな。
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