このレビューはネタバレを含みます
テレビ・映画合わせてどのくらい映像化されてるんだろう?市川崑・石坂浩二の1976年映画版が大好き。だからって他は受け入れないとかでもなく、色んな金田一・犬神家があっていいと思う。
今回の目玉は青沼静馬の心情と最後のオチか。静馬が恨みを持たないで清く育ってるのがちょっと説得力がない気がしないでもない。
オチも斬新だけど、これも急に取ってつけたような気がしないでもない。なにより金田一の推理がそこに帰結するのまでも計算に入れとかないと無理があるような。なにかそれらしい伏線をチラッとでも入れといてほしかったなぁ。
吉岡金田一に特に違和感はない。白髪以外は。
全体的に悪いところは特になく、際立った良さもなく普通だった。