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1883のgeminidoorsのレビュー・感想・評価

1883(2021年製作のドラマ)
4.0
広い世代を狙う多エッセンス盛り込みの、ある意味で開拓史の一端を美味しいとこ取りした"ドラマ"だった。
2-3日に1話づつペースで先日やっと観終えた。

ガイド訳が渋いサム・エリオット。久々に会えて嬉しかった。一番は彼に魅入った。
そして父役のティム・マッグロウは、娘を想う"コトバにし尽くせない気持ち"を上手く演じていたと思う。

が、主たるカウガール?役の恋模様がワタシには甘い香り過ぎて、敬遠気味になりかけたけど、結果はどうして×2最後まで観て良かったよ。

カウガールは何処となくデビュー当時のジェニファー・ローレンス似で可愛いけれど、ワタシゃ惚れないルックス。

(余談として1.)惚れるなら母ちゃん役の熱苦しい美しさの方だなワタシゃ。フェイス・ヒル…キャリアある歌手だったとは!知らなんだ。失礼!
エヴァ・メンデスとか、この手のルックスに至極弱いんだな俺…ルーツが南米系というか或る濃さっつうかワイルドさっつうか…
(ちなみにウチのカミさんも珍しい濃さヨ!笑)
お歳を召されていても、疲れ切った様子でも、ライフルが似合うカッコいい母ちゃん役のフェイス・ヒルに魅入るワタシが居たよ。

(余談として2)
ローレンスは爆発的知名度高まる前の過渡期に主人公を張った"ウィンターズ・ボーン"辺りが、個人的には一番好きだ。



おっと、話を本作に戻そう…
併しながら、黄色い髪の稲妻の女?黄色い稲妻の髪の女?どちらだったかー ネイティブ彼氏からその名を貰ったイザベル・メイちゃんが、毎回×2必ず御話を引率してゆく"語り部"のポエジーさが良かったんだよな〜
時折り胸に沁みるコトバがたしかに有りました。
彼女の落ち着いたミディアムトーンの声もいいんだよな〜。

だね…
語り部の内にある香りこそが"作品の芯"=骨だったんだと思う。
後の行われた成り行きとは肉や化粧であって、語り部の香りみたいなモノが、作り手が荒野に建てたかった謂わばモノリスであろうと思う。


この後に我が家は続けて"1923"にゆくか"イエローストーン"にゆくか⁈
はたまた"トゥルー刑事4"で久々にジョディに会うか⁉︎
最近の我が生活リズムにはこの辺りのドラマが合っているみたいだ。

OOM、楽しみだわさ😌
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