だが、情熱はあるのみぞみぞのネタバレレビュー・内容・結末

強烈すぎる”好き”という感情は、視界を良好にしてくれる。
こんなにも細かい部分を無視してドラマ世界にのめり込めたのは久々で、現実より美化されてるであろうところもそれはそれはとして存分に楽しめた。
やっぱこのくらい激しく偏らせて絞らないと、俯瞰思考は突破できないな。

あの日見た漫才あの日聞いたラジオあの日読んだエッセイが一つ一つ丁寧に再生成されていくその感動の威力は凄まじくて、些細なシーンにすらいちいちグッときてしまっていたのだけれど、
特に8話9話を見た時の心の震えは、自分の中のエンタメ史に確実に残り続けるレベルのもので、
やっぱり若林正恭は自分にとってのliving legendだなと再確認しました。

再現ドラマに再現ドラマ以上の価値を生むという無理難題に対し、愚直すぎる情熱でもって完璧なアンサーを出してくれた方々に、ただただありがとうございますという気持ちでいっぱいです。

あーーー。
高橋海人くん、森本慎太郎くん、まじでかっこいい。