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日曜の夜ぐらいは...のavviのレビュー・感想・評価

日曜の夜ぐらいは...(2023年製作のドラマ)
4.0
ドラマ前半こそ心にのしかかる毒親描写はあれど、きっとこのドラマは一般的には「夢物語」や「綺麗事」だと言われるのだとは思う。ただ、時に耐え難い心身の疲弊から避けられない現代の社会生活、とりわけそんな社会における日曜の夜を飾る物語としてこの作品が必要な人は絶対いたと思う。
幸せになれるか否かは人によって定かじゃないけど、幸せになる権利は誰にでも確かにあるっていうのは気づきづらい気づきだと思う(しそれを与えてくれる作品だった)

4話でウルフルズ『ガッツだぜ!』の歌詞「男は汗かいて ベソかいて GO!」のところでカラオケルームを退室するシーンが、このドラマを物語っていたと思う。所謂男らしさからの脱却という点において。
そういう意味では三人の女性が主人公でありつつ、同時に一人の男性の物語であったと思う。なんかこの一年ぐらいずっと言ってるけど岡山天音は本当に素晴らしい…

調整して3連休最終日の日曜夜に観れて良かった!自分はアイスじゃなくてケーキでプチ贅沢派です
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