まっつほっち

ラストマン-全盲の捜査官-のまっつほっちのレビュー・感想・評価

ラストマン-全盲の捜査官-(2023年製作のドラマ)
3.7
最終回前ですが感想をば。
(最終回見たので、最後にコメント少し足しました。)


全体的なクオリティは力が入っている作品かなと思いました。
でも、これもなー、1話と本筋の話(9話と(きっと笑)最終回)意外は微妙なストーリーが多かったですねー。2話3話と5話と7話は微妙でした笑

特に3話(不倫のやつ)と5話の(インフルエンサーが殺されるやつ)とかマジでどうでも良かった笑
逆に4話(痴漢のやつ)と8話(バスジャックのやつ)は良かったかなと思いました。オチに意外性ともの悲しさがあって良いと思います。

それでも1話を見た時の期待値を全然上回ってはこないですねー。全10話なのに全体の4割くらい微妙なのはいただけません。ここが唯一スコアを下げているポイントでしょうか。

皆実(福山雅治)と心太朗(大泉洋)のバディの息のあってる感じは流石といったところでしょうか。アドリブも効いていそうで大泉洋の笑いを噛み殺す顔は好きです笑
他のキャスト陣(佐久良班の皆んな)も配役的にバランスも取れてて良かったです。今田美桜可愛いよ…笑


後、密かに良いなと思っているのが神はサイコロを振らないによる主題歌「修羅の巷」。
普通にかっこいいロックな曲だし、歌詞を見たら作品にも合っていて、神サイの曲はあんまり聴いたことなかったんですが、気になるバンドになりました。


私が見たこの春ドラマの中では良かった方だと思いました。


最終回見たので追記。

いやー、ツダケンさんのラスト、「心太朗、腹減ってないか?」に泣きました…。父親ってそういうもんっていうのに切なくなりましたね。私自身、父親には思い入れが強いので、こういうのは直ぐ泣いてしまう笑
ってか、息子達のために冤罪で延々と服役し続けるって信じられないけど、親とはそういうものなんでしょうね。

清ニに手錠をかける心太朗のシーンも切なかったですねー。最初は罪滅ぼしだったけど、本当の息子の様に育ててきたその切なさに涙を誘われました。というか、京吾の心中の複雑さも凄そうですけど笑

また特別編とか映画化とか出来やすそうな作品でしたね。あれば楽しみにしたいと思います。