気軽に楽しめるサスペンス。
FBIの下級エージェントの主人公をめぐって繰り広げられるサスペンス系アクション。全10話。
設定が秀逸。
ホワイトハウスの地下で鳴ることのない緊急電話の取り次ぎ役をする主人公。それが遂に鳴るところから怒涛の物語が始まる。この設定だけで、これから何が起きるのかワクワクする。
ハラハラドキドキ系の展開がお好みの方向けだが、黒幕が割と早く明かされるため、謎解きを楽しむサスペンス要素はそこまでかな?
主人公とヒロインを演じるキャストは、あまり知られていない🤔。
実直なFBI下級エージェントのピーター・サザーランドを演じるのは、ガブリエル・バッソ。事件に巻き込まれた時は怯えていたが途中で覚醒する😅ヒロインのローズを演じるのはニュージーランドの女優ルシアン・ブキャナン。
この二人のロマンスはいらないと言うレビューが意外に多くて笑えた😝。その代わりではないけれど、暗殺者二人(デイルとエレン)の関係が程良く描かれていて、冷酷で残忍だが人間らしい感情も合わせ持ち、不思議な存在感を放っている。
惜しいところをあげると、
最初の地下鉄爆破テロの目的がメリットと被害の甚大さで釣り合わないように思うし、そもそも計画自体がざっくりし過ぎ。等身大のヒーローも嫌いではないけれど、もっと切れ味の鋭いアクションも見たかった。
総じて、魅力的なキャラの創出に失敗してるってところでしょうか。(除く殺し屋)
でも、それなりに面白いです。
(どっちだよ😅)