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VIVANTのmmmのレビュー・感想・評価

VIVANT(2023年製作のドラマ)
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まじでこのドラマ自体にありえない多額のお金が動いてて、
毎週なんだなんだと楽しみになれたドラマではある。
阿部寛と役所広司、堺雅人とニノと桃李、信じられないくらいの迫力があって2度とこんなシーンは見られないでしょうという重厚な演技をみれた。

ただ、これが日本の本気なんだとしたらやっぱり残念

いやおかしいだろが多すぎる脚本、どこかちゃっちい演出
バカにでもわかるように伏線の説明台詞(考察を煽るためだろうけど、この俳優陣とこのドラマを楽しみにしている層ならそんなことしなくてもきっとわかるよ)
一番嫌だったのは下手くそな洗脳みたいな妙なナショナリズム。
日本の公安は世界で一番公平な判断をしてくれます!とか
それでも日本の重役を守らなきゃいけない展開とか、
政府の思惑仕込んでる?と思うそんなわけないだろ台詞
一番気になったのは「日本には違いを認め尊重する美徳がある!」というベキ
確かに日本の精神には趣深くて自分個人としての大好きなところがたくさんある
でも人との違いを認められないところが課題であるのが日本でもある
それを架空の国バルカに乗せて、互いの違いを認め合える争いのない国にしよう、みたいにすればいいのに
わざわざ台詞に日本賛美を入れてくるところに大きな違和感

役者頼みすぎ!!!
mmm

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