全話リアルタイムで観たテレビドラマは、かなり久しぶりだった。
初回の2時間放送を観て、「日本のテレビ局が本気を出してきた」と確信したのが3ヶ月前。
とにかくキャストが豪華！
それに加えモンゴルで2ヶ月半もロケしてるんだから、Netflixじゃなくて民放もやればできる！
地上波では、近年見る事が無くなったド迫力の爆破シーンや銃撃戦、これは本当によくぞやってくれたと思う。
エンタメ要素はもちろんの事、ストーリーがそれ以上に難解というか秀逸というか、ほんと最後の最後まで読み取るのが難しく、それが何とも心地良い。
主演の堺雅人は、『半沢直樹』も『リーガルハイ』も、どちらも本当に素晴らしかったが、この『VIVANT』もそこに加わる代表作になるだろう。
阿部寛は、後半少し出番が減ってしまったのが残念だったが、間違いなく前半を引っ張ってくれたのは彼の存在感だと思う。
他のキャストも全員良かっただけに、山本役の迫田孝也さんの扱いが不憫な気が…
もう一つ、乃木憂助の母親役の高梨臨。
彼女の演技が、ある映画以降トラウマになってしまったワタシは、最後まで彼女のセリフがない事を祈りました。
個人的には、1回劇場版挟んで、シーズン2に突入してほしい！
とにかくまだまだ観ていたい、そんな大当たりなドラマでした。
