このレビューはネタバレを含みます
最初はどういう物語か全く分からない。
堺雅人が商社の1社員として誤送金問題に巻き込まれることから、“半沢直樹”のようなビジネスドラマを想像した。
いずれにしても、キャストの豪華さや外国を舞台にした壮大さは初回から十二分に感じられた。
裏切りの連続で、誰がどういう立場なのか最後まで明確にならないのが引き込まれる。
乃木憂助がどうやって潜入から戻ったのか、ノゴーン・ベキが妻の仇で苦労して日本に来たのになぜ銃弾を込めていないのか、など細かい所で気になる点はあったが、日本ドラマ史上類を見ないほどとにかくスケールの大きなドラマだった。