日本人の美徳を再認識させるドラマの様に感じちゃったかなぁ。それが、個人的にはハマらなかった。
美談過ぎたのが…せっかくのスケールの大きさを些か損ねていたと言いますか。
もっとドロドロかつハードボイルドな感じを求めてしまってたぞ。
せっかくの諜報部員モノであれば、もっと圧倒的"悪"と対峙する物語を期待してたんだよねぇ。そうなんだよ…肝心な所で、"情"の要素が大部分を占め過ぎてて。きが抜けた炭酸飲料みたいな印象なのよね。
ベキが言うてはった"日本の美徳"が、考え方自体はめっちゃ好きやけど…。現実社会の日本に、その美徳を感じれますか?って、ふと物語から覚めてしまったんだよね。
一周目は、流し見が多く。めっちゃ手の込んでそうな諜報部員モノじゃん。という印象やったけど。
じっくり観た二周目は。ミッションの面白さよりも、人間の情の深さを問う様なシーンが多く。求めていた味付けではなかったなぁ…というガッカリ感の方が勝ってしまったかな。
これなら僕は、ダイジェスト版で良かった気がするのね。
赤飯の魅力を再確認させてくれたことには、感謝しかござぁませんな。
Cast(役者·キャラ) 4
Story(物語) 3
Architecture(構成) 2.5
Picture(画) 3
Acoustic (音) 4