VIVANTのDRAGONのネタバレレビュー・内容・結末

映像美、音楽、俳優、ストーリー、どれをとってもハズレなしの名作。
1話の時点では「にっぽん」という独特な言い回しに引っかかりを覚えたのだが
それが4話になって、愛国心に取り憑かれてしまったアウトロー集団「別班」の話であることが分かった瞬間に鳥肌が立った。
なんなら主人公の乃木憂助は、何もない空の器に「愛国心」だけを入れられた存在だった。
そんな彼が、家族愛と恋愛を知り少しずつ変わっていく...のだが、
最終的には日本のためにテロリストである父を射殺してしまう。
国益のために動くという行動指針が
別班、公安、テントの3組織内で全くブレていなかったのが非常に良かった。