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精霊の守り人 シーズン1のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

精霊の守り人 シーズン1(2016年製作のドラマ)
4.7
女用心棒のバルサ(綾瀬はるか)は新ヨゴ国の王子チャグムが川に転落したところへ通りかかり、命を救った。
宮殿に連れて行かれたバルサは、妃(木村文乃)から「王子を連れて逃げてほしい」と頼まれる。
チャグムには精霊の卵が宿ったが、その精霊は悪しき魔物と言われており、帝(藤原竜也)から暗殺されようとしていると言うのだ。
やむなくチャグムを連れて逃亡するバルサ。
王宮からは刺客が放たれ、一方、異界の魔物ラルンガもまた、王子に宿る卵を狙っていた。
バルサは闘い、生きる厳しさと身を守る術をチャグムに教えていく。
やがて、精霊と交信できる呪術師たちの協力を得て、精霊の真の姿が水の精霊ニュンガ・ロ・イムであることが分かってくる。
卵が孵化する時期が迫っていた。いつまでも逃げているわけにはいかない。
バルサたちはついに、刺客と魔物との決戦の時を迎える…!
「精霊の守り人」シリーズをドラマ化したシーズン1。
日本各地のファンタジーのロケをするにふさわしい地域での撮影と綾瀬はるかや高島礼子や藤原竜也などの演技派俳優による熱演が組み合わさって原作の世界観が忠実に描かれていて、本格派の格闘アクションとCGが見事に組み合わさり特にクライマックスでのバルサと土の精霊で精霊の卵を喰うラルンガとのバトルは「ロード・オブ・リング」のモンスターバトルに負けない迫力があるモンスターバトルで、バルサとチャグムの擬似親子で師弟のような関係や自分より力のあるチャグムを恐れる帝や恐ろしい宿命に翻弄されるチャグムの葛藤などヒューマンドラマもしっかりしてて「ロード・オブ・ザ・リング」に負けない迫力があるファンタジードラマ。
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