スマトラトラ

精霊の守り人 最終章のスマトラトラのレビュー・感想・評価

精霊の守り人 最終章(2017年製作のドラマ)
3.9
闇の守り人が好きだったから、一連の中に入れてくれたのがよかった✨ 
槍舞いかっこよかったし、マントの有用性とか、革紐を編んだ胴着とか”良き✨”ってなったわ。 ただ、首、頸動脈守れよ!とは思ったけど(笑)
 藤原竜也もいい演技だったなぁ。あの人、舞台やってるからか、表現の仕方がオーバーに見えるけど、実在しない人物の演技が凄くいいよね。
キャストで唯一残念だったのが、チャグム皇太子の青年期役の人。演技がとかじゃない。ただ、新ヨゴ国の王族は平たい顔族というか・・塩顔族というかね、彼は濃すぎた。

原作を初めて読んだ時、「30歳なのに、この様に迷い・悩み・苦悩するのだろうか?」って考えていたし、30歳で恋愛かぁとか思っていたさ。でもね、私が今30歳になって、「あぁ、人間は歳を取っても大して変わらない」と感じるようになった。バルサ以上に混沌としている。

というか、3国を集めた時の感動とか原作では思い出せるんだけど、観ていると、どうしても、「ラウルカッコいい~~~~~~♡♡♡」っていう。。。。お話外の高良健吾のラウルがかっこよすぎて、なんか色んな物がぶっ飛ぶ(;^ω^) 反則級だと思うのあのカッコよさ。。おかしいなぁ。原作じゃヒュウゴファンだったのに(;^ω^) ラウルが。。ラウルが。。 (笑)

「貴族王族こそ花であり、首を花をかけ、民のために動く。」という考えもあるけど、これでは違うね、「責任者足るもの、途中で逃げ出すな。泥に塗れても生きて国を行く末を見続けろ。」どちらがいいとか今の時代に沿ってる考えかとかはわからんけど、どちらも信念に基づく行動ならば、そして我ら民にわかる指針なればいいなぁと思ったなぁ。今の世の民主主義では無い責任感であり、民主主義が作り出した逃げ場でもあるね。あぁぁぁ原作読み返したい!!!!!!