面白くて一気見しちゃった。
いつも乾いた笑いと卓越したセンスでアメリカの闇を見せてくれるドナルド・グローヴァーには一生ついていく。(別に盲信的ではないです笑)
⚠️以下内容触れてます
"本作品はフィクションではない。"という文言から始まる全7話。
毎度違ったロゴで出てくるタイトル"SWARM"
(ただし『アトランタ』ほどオシャレではない)
その下に小さく出る"キラー・ビー"の字幕に毎度萎えつつも…最後までハラハラ楽しく観れた。
トップアーティストにアンチは付きもの。
ナイジャ(どう考えてもあの人)を崇拝する主人公ドレは、彼女にとっての"女神"を蔑む者を決して許さない。たとえそれが自分の愛する者であっても。
行き過ぎたファンの心理や暴走が描かれる映画はデニーロ作品とかでこれまでにもいくつか観てるけど、SNS時代のファンダムってこんなに危険なものなんだなと。
そんな作品に世界的スターのビリー・アイリッシュが出ていたり、何ならガンビーノが作ってるんだからすごいよね。。
ビリーが登場するEP.5、あれ？ミッドサマーかな？と思うシーンがいくつかあった（笑）
ビリーはこれで女優デビューなの？
まじで今後どんどん出てほしいと思うほどには抜群の演技力だった。あの対話のシーンやばすぎ。
いやでもビリーも凄かったけど、主演のドミニク・フィッシュバックの狂気的な演技もやばかった
どうやったらあんな目ができる？笑ってるのに心は空っぽ、みたいなキャラ演じるの上手すぎる〜〜
主人公は盲信的で排他的で全く感情移入はできなかったし、かなりぶっ飛んでてイカれた作品だったけど、総じて良いもの観たなって感じ。
EP.5-7の流れ完璧すぎて嗚呼。。6は特に重要なエピソードだった。
急にドキュメンタリーチックになるのもアトランタっぽさを感じました。
