馮美梅

半熟ファミリアの馮美梅のレビュー・感想・評価

半熟ファミリア(2023年製作のドラマ)
3.2
主人公・あかりは大小説家を夢見るライター。彼女の姉の腹違いの兄妹を引き取り3人で親の残した実家に住んでいる。

しっかり者の朔太郎(母は家出、以後父と生活するも他界で明かりに引き取られる)、なぜか武士言葉で2人を家来のように思っている楓子(父は生まれる前に家出、母も家を出て育児放棄であかりに引き取られる)

毎回、食を通して少しずつ3人がかけがえのない家族になっていく様子を描かれてる作品。しかし、姉は一体どうしてるんだ?奔放にもほどがあるぞと言いたい。

楓子は一見、生意気な感じだけど、相当なトラウマを持っているだけに、なかなかあかりや朔太郎に素直に接することができないことも多いけれど、それも理解したうえで、あかりがふたりの子供たちを悲しい子供として扱うことなく、貧乏でも明るくふるまっている様子が面白い。

しんこくなわけでもなく、豪華でもない食事だけど、3人が一緒であれば楽しい食卓だよねって感じ。
馮美梅

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