めっちゃおもしろいドラマでした。
後藤法子さんの脚本も好きだなー。
銭の戦争、嘘の戦争。
探ってみたら家族ノカタチ、愛を乞う人(ドラマver.)もやった。
何というか、色んな人間を描き、人間の負の部分を見せながら、でも結局人間ってやっぱりいいよね、憎めないよねって終わり方で感動と清々しさが最後に残って気持ちいい!
嘘の戦争は、本当にこのキャスト陣でよかったし、このキャストじゃないと、ここまでおもしろくなかったと思います。
最後の浩一と隆のやりとり、どちらもが興三の被害者であるという共通認識から生まれる対話とお互いを認め合う姿勢に感動。
晃に対しても最後に仕掛けることによって、借りを返させるという浩一なりの優しさが滲み出ていた。
あと、やっぱり楓は殺せるわけないよね!
浩一の復讐に対しての強い想いは次第にそれぞれへの優しさに変わっていく。
冷酷な人間に感情が入り込んでいく様やダメダメな男(晃)の向き合う姿勢、信じることを厭わないピュアな女性(楓)、相棒としてがいつの間にか好きに変わっていて、いつも大事なときにちゃんと浩一に向き合ってアドバイスするハルカ。
興三だけは煮え切らんかったけど、あれも興三なりの正義なんだろうなー。
脇を固める人たちもとても名演でよかった