このドラマはウー・カンレンさん主演のサスペンススリラードラマ。
宮部みゆきさん原作の「模倣犯」を原作に描くドラマ。
舞台は90年代後半の台湾。女性をターゲットとした連続殺人事件。その犯行は国中を震撼とさせるようなものであった。
主人公はこの事件を担当する検事。卑劣極まりない犯行をする犯人を逮捕すべく動き出すのだが...
一筋縄ではいかない捜査、もう少しという所で犯人に先を越され次の被害者が出てしまう。記者や刑事、心理学者など様々な視点から事件を描く。
これはシリアルキラーを追う検事と警察、報道関係者が織り成す驚愕の物語。
宮部みゆきさんの原作を読んだことはない私。とても世界観に惹かれてしまいました!
初回の導入からもう見入ってしまい最終回の結末まで飽きることなく見ちゃいました。続きが気になる感じとても良い。
時間は1話1時間ちょいと少し長めですが気にせず見れます。
事件を様々な視点から見るので結構楽しいかも。主人公の検事視点だけではなく何故そのような犯行を及ぶようになったのかなど犯人視点、一連の事件を報道するテレビ局の記者の視点など当事者によって見方が変わるので面白い。
残酷な描写が要所要所にある(といっても来るか来るか!?って感じで映る)のでそんな心配することはないのかも。
しかしながら思っていたより人が死ぬので心重くなるかもしれません。
舞台設定が90年代ってのがまた味があって最高。まだ監視カメラが徹底されていないから死角も多く捜査難航。会話の録音もカセットテープという懐かしさ。
使用している車両も少し前(日本車多いので好き)なので雰囲気を壊すことありません。服装とかも90年代っぽくて当時の日本人の方がしてたような感じがしました!
終盤に真犯人が誰か分かってしまうのですが見ている私たちは分かっているのに主人公たちには分からない。判明したとしても逮捕まで踏み切れないもどかしさ..とても力が入ってしまう。
キャストの皆さんの演技力には脱帽もの。特に悪役達の方は凄かった。
印象に残ったのは主人公の元カノの弟かな... あの相談室に電話するシーンとか..
凄く好感持てた。それを姉が...ってもう涙ものでした。
詳しく語り始めちゃうと楽しさ半減なので是非ネトフリ会員なら見て欲しい1作かも! (個人的に今年のBESTドラマとかに入る笑)
犯罪捜査ドラマが好きな方や様々な視点から楽しめるドラマが好きな方にはオススメな作品だと思います!
