クーベルタンはな

アイドルだった俺が、配達員になった。のクーベルタンはなのレビュー・感想・評価

3.0
神田涼は、舞台、イベント、テレビ等で活躍している新進気鋭のアイドル。キラキラ眩い世界で⽣活していたが、ここ数年、コロナの感染が原因で不運にもイベントや舞台も中止が重なり仕事が激減。仕事がなくなっても顔がバレる為、接客や夜のバイトも事務所に禁止され時間を持て余していた。ある⽇、⼀本の電話が・・・急遽、お金が必要になった涼は、周りに内緒でアイドルである⾃分を隠し『配達員』になって稼ごうとするのだが・・・。そこでは、クレーマー、ストーカーチックな人、アプリで顔を認識した特定のファン、アイドル生活では知り合えなかった⼈たちと触れ合うことで、涼に新たな感情が芽生え成長していく。そして、アイドル活動を諦めかけた時、配達先で占い師と知り合い「ある事」を告げられる。そんな涼の行動にマネージャーや作曲家も巻き込まれ波乱万丈な毎日が幕を下ろす。