ミリタリーアクションの傑作シリーズは、いままでシーズン４ー５－６－１ー２という順番で見続け、ついに本作シーズン３で完走となった。

過去２つよりは若干アクションシーンが減り、戦闘シーンの迫力とカタルシスを得る機会が少ないように感じた。

その分各メンバーの内面に掘り下げる挿話が多かった。
たとえば、テキサスオヤジのソニーが乱闘事件を起こし、久々に実家に帰って実父と語り合ったり、スペンサーが政治的な活動に興味を示したり。

リーダーのジェイソンは愛するメンバーがチームの元を離れていくことに恐れをなしているのか、メンタルが弱ってきた。ベテラン軍事犬のケルベロスと自分を同一視するようなやりとりもあり、全体的に地味なシーズンだったかも。

すでにシーズン４ー６の最新作まで見ているため、スペンサーやCIA局員マンディの姿をみると切ない。シーズン７が待ち遠しいシリーズだ。

☆俺基準スコア：3.0
☆Filmarks基準スコア：4.1




セルビア、ベオグラード。武器商人ヴィクトルを逮捕したブラボーチームは、そのボスであるテロリスト・ヴァディムが手に入れた爆薬CL20を取り戻すためコソボのアパートを急襲。そこでヘイズが自爆テロに遭ってしまい…


…復活したクレイ・スペンサーがB1のヘイズを間一髪で救う話でスタート。チーム完全復活となるも、ヘイズのメンタルが心配な幕開け。

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3話はアルメニア×アゼルバイジャン紛争に極秘に介入し、アルメニアのテシリ発電所をイランの傭兵から奪還する話。4話は、東シナ海のテロリスト船「オリオン」から人質を奪還するため何度も作戦演習を繰り返す話。レイが准尉になると言い出し、ソニーは秘密の恋愛にストレスを感じ、ヘイズは常にイライラしてばかり…番組史上一番チームの雰囲気が悪い！これから大丈夫なのか…

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北イエメンで、バキル派とハシド派の争いが激化。米国のマーズデン大使が仲裁に入るためバキル派指導者ムサ・クハランと交渉を開始する。公舎に詰めることになったマーズデンを護衛するためブラボーチームのレイとスペンサーがイエメンに飛ぶのだが…

5-6話は前後編のイエメン編。任務を全うしようとする大使の姿に心打たれたレイとスペンサーが活躍します。籠城・脱出作戦の緊張感はなかなかです。新人ヴィック・ロペスも頑張りました。

7話はパリが舞台。エネルギー会議調印式で要人警護。シークレットサービスの補助ですが、ヘイズが股関節唇損傷で離脱。レイが代理B1を務めます。ヘイズのメンタルの弱さが、ここでも明らかに…

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米海軍のF35がイランに墜落した。女性パイロットのキャンベルがIRG（革命防衛隊）に追われているようだ。ヘイズが手術を受けている中、ブラボーチームがイランに降下する。無事キャンベルと合流できたは良いが、脱出ポイントのイラク国境で待ち伏せされ、ソニーが絶体絶命の危機に…

8話はチームのアクションとヘイズのドラマを交互に描くエピソード。倉庫内で身動きが取れなくなるヘイズを見て泣きそうになったな。スペンサーがマーズデンの葬式で出会ったレベッカはなかなか魅力的で、これからの発展に期待^_^

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リベリアのエボラ医療チームが襲撃され、薬やワクチンが強奪される事件が起きた。地元の犯罪者モールの犯行だ。チームの護衛に向かったレイたちだが、その頃ヘイズはパニック発作でセラピーを受け、デイビスがバーで逮捕される事件が起きていた。

9話目は、ヘイズの恋愛話が展開。箸休め的エピソード（笑）

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バングラデシュ、ダッカ。武器商人エフゲニー・コストロフを捕獲するため現地入りしたブラボーチーム。ヘイズが復帰し万全の状態で臨む彼らだが、任務完了後火災に巻き込まれてしまい…

10話は、ソニー、ヴィック、ブロック&ケルベロスが煙に包まれ絶体絶命となるエピソード。最初に助かったのがケルベロスで一安心。デイビスの査問委員会も無事に終わって一安心^_^ それにしても、ヘイズの恋愛とデイビスの苦悩を一瞬で見抜くマンディが鋭すぎ。さすがCIA。

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11-13
ベネズエラ、カラカス。国家警察にCIAのカルロス・ラモスが捕まった。国家警察に無理矢理協力されていた英国人医師クレイグの密告でラモスの位置を把握したブラボーチームが出動するが、その最中に本部が襲撃され、ブラックバーン、マンディ、デイビスらが絶体絶命の危機に。チームはブラックバーンらと合流するが、今度はクレイグが囚われたと知りヘイズは救出に向かうかどうかを悩む。救出ヘリが来るまでの三時間のタイムリミット、そして陽が上って明るい中、少ない弾薬で拘束場所を奇襲できるのか…

ブラボーチーム史上最も不利な作戦に臨むヘイズたち。クレイグ救出成功と思いきや、大失敗の結果に。まさかのレイに「手榴弾間違い」疑惑が浮上…クレイグの捕まった部屋に閃光弾と間違えてmk3a2を投げ込んでしまったレイ。今度こそチームもレイのキャリアも終わるという時に、まさかの結末が待ってます。怒涛の3エピソードでした。

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14話は、トルクメニスタンでの訓練指導エピソード。現地軍を指導しながら、彼らの目を盗んで科学者ラティフを奪還する任務。
15話はアフリカ・ニジェールのダムでボコ・ハラムと激戦を展開するアクション回。でもレイの幼い娘ジャミーラがパパの仕事を理解するようになって不安になるクダリにグッときます。

16話はインドネシア・カリマンタンでのド派手任務からスタート。でもメンバー各人のプライベートを描いた箸休め回。

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17
アフガニスタン、ジャララバードの「キャンプ・ラーキン」。タリバンとの和平交渉が活発になり、基地も撤退準備に追われていた。そんな穏やかムードのなか3か月の派遣任務についたブラボーチーム。しかしソニーは懲罰で外され、テキサスのラフリン基地で基礎訓練を受けることに。スペンサーはチームに内緒で士官コースSTA21に進むことを決め、激怒したヘイズと険悪な仲になってしまう。ヘイズはスペンサーをチームから外し、前哨基地レディングに送るのだが…

18-19
順調だった和平交渉が、国務省調停役ジャックの殺害事件を機に暗雲がたちこめる。タリバン内でも保守の和平交渉派と戦争継続派で揉めているのだ。マンディは戦争継続派を尋問し新興組織「タハラ」の存在を掴む。タハラのキーマンであるシディーキを確保したブラボーチームだったが、護送中に襲撃されてしまい…


…19話は、久々にチーム全滅級の大ピンチ回。
そんななか、ソニーだけが故郷テキサスの牧場で穏やかな日々を送っています。父（ジョン・サベージ！）との関係修復、元カノのハンナとの再会など、ブラボーチーム以外の人生や未来を考え始めるソニーの姿にほっこりしつつ、ちょいウルウルきちゃいますよ。


20
アズファー・ハズレッド…それが「タハラ」の首領だった。アズファーに繋がる医薬品運搬人を追跡するようブラボーチームに出動命令が下るが、あいにくヘイズは留守…情報提供者サミームの弔問に出かけたマンディの護衛に志願したのだ。仕方なくレイが代理ブラボーワンとなり出動、テキサスから戻ったソニーも合流し任務に当たるが……


シーズン3ファイナルエピソードは、なんとなく終わってシーズン4に持ち越し。ジェイソンのメンタルがやはり心配な終わり方だったな。まさかマンディと（以下自粛）

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