E2はフィオナ・ショウという偉大なる名脇役を見せてやろうという演出の気概がいい。僕はこういうベテラン俳優がたまらなく好きなんですよ。
E3→殺る前に息が詰まるほどの香水をオーダーしに行くヴィラネル。最高!
E4、キャラクター描写と時制トリックで魅せる。今シーズンの目指す方向性が明らかになったベスト回だが、主要人物を次々と退場させるやり方には一抹の不安も。
E5、ヴィラネル故郷へ帰る。殺人鬼と田舎町のミスマッチで笑わせる番外編エピソードだが、イヴへの執着がさらに深まるであろう後半への重要なセットアップでもある。ジョディ・コマーはラストシーンでエミー賞候補を引き寄せた。ヴィラネルが聞いていたのはエルトン・ジョン?
完走。うぬ~ん、僕はもうドロップアウトでいいかな…。プロットはスリル不足で行き当たりばったり。バイオレンスは希釈され(最終回のアレは何だ?)、ギャグ倍増でほとんどシチュエーションコメディの域に。ヴィラネル萌えで見てられたが、当初の魅力はもはや無く…。