昼間は警察学校の学生、夜は重大な法を犯したのに反省もせずありえない刑期で出所したり、もしくは不起訴になった悪人たちを制裁するダークヒーローを描いた物語。
被害者より加害者が守られる法の不完全さを憂うのは韓国も同じらしい。
日本でも謎に不起訴になったり普通なら実刑や死刑に該当する重罪を犯しても執行猶予や無期懲役、あるいは無罪になるケースもあり
被害者側にとってはとても納得できる現状ではない。
このドラマは法で捌けない悪人や組織を主人公や仲間達がやっつけてくれるので観てて気持ちがスッキリするけど、そんな単純な話でもない。
ラストに権力があり立場がある悪人の1人が巨悪に立ち向かった勇敢な人間としてマスコミに取り上げられという闇の深さがヴィジランテである主人公がこれからも戦い続けなくてはいけないと匂わせる。
アクションもストーリーのテンポも良く面白いドラマだった。