あちぴろ

ヴィジランテのあちぴろのレビュー・感想・評価

ヴィジランテ(2023年製作のドラマ)
4.1
全8話とかなり短めなアクション満載のドラマ。
今まで細めの印象だったナム・ジュヒョクがかなりカラダを作って挑んだバイオレンスアクション。

法で裁かれない悪人、法で裁かれても軽罪で済むどうしようもない悪人達を片っ端から私的制裁をする警察学校の学生キム・ジヨン(ナム・ジュヒョク)。ジヨンもまた幼い頃に母親を殺され、軽罪で終わった悪人に苦しめられた本人。そんな彼をダークヒーロー【ヴィジランテ】と称して報道するテレビ局の記者チェ・ミリョ(キム・ソジン)。
そんな報道を受けあちこちで模倣犯が現れる中、広域捜査班の班長チョ・ホン(ユ・ジテ)は独自の捜査でジヨンがヴィジランテと断定する。
さらに、ヴィジランテに感化され自らもヴィジランテの相棒として暗躍する大手企業の副社長チョ・ガンオク(イ・ジュニョク)。
ジヨンはガンオクの手を借りながらさらに大きな悪と立ち向かう。。。

一話ごとの尺も短くかなり観やすい。
なにより、これまでのイメージから文字通り大きく変わったユ・ジテの変貌ぶりに驚く。
もうマブリーレベルのゴツさ。
ラブストーリーも演じるユジテとは思えない、役にもある通り反社の人と間違われても仕方ないほどの威圧感。
ナムジュヒョクもユジテも、なんならイジュニョクもカラダがすごい。
ほんと韓国俳優の体づくり役作りは脱帽レベル。

【キャスト】
❇️ナム・ジュヒョク:「二十五、二十一」、「スタートアップ」など
❇️ユ・ジテ:「ペーパーハウスコリア」、「スターの恋人」など
❇️イ・ジュニョク:「秘密の森」など
❇️キム・ソジン:「モガディシュ」、「非常宣言」など
と主要キャストに加えて、脇を固める俳優も豪華。
▶️ユン・ギョンホ(セウル会長役):「マイネーム」、「完璧な他人」など
▶️クォン・ヘヒョ:(警察学校教授役):「D.P」、「気象庁の人々(未見)」など
▶️イ・スンウ(ジヨンの友人役):「ドクター弁護士」、「その年、私たちは」など
▶️キム・ハクウン(班長役):「海街チャチャチャ」など
▶️イ・ヘヨン(警視総監オム・ジェヒョプ役):「ブラッドハウンド」の寿司店長など
▶️ウォン・ヒョンジュン(新しいチーム長):「ペイバック」のヤクザ役など
▶️チョン・ベス(室長役):「ウヨンウ」のお父さんなど
と、カメオ的な人も含めてあちこちのドラマで見たことある人ばかり。

もしかして、シーズン2あるのか?!と思える様なラストだし、作ろうと思えばまだまだ作れそうなラスト。
ただ、ナムジュヒョクが兵役中なのでしばらくは先になりそうだけど。
と、なるとユジテはこのままマブリー路線の体のままなのか、それとも元のやや細めの体に戻すのか…

勧善懲悪の様でラストは悲しかった。
死ぬ必要なかったのになぁ。可哀想なソヌクsi。

(2023/12/8〜2024/1/4)
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