全話見通しての感想。
「さがす」や「世界の終わりから」の伊東蒼さんの演技に期待して見始めたのだけど優香さんやクマさん役のオミラ・シャクティさんの演技も良かった。
伊東蒼さんの泣きの演技は安定して素晴らしかったけど演技未経験だというオミラさんは誠実で優しいクマさんそのもので見事だった。
脚色面では当事者には気になる弁護士費用の件がカットされてたのが残念だったが事情があったのだろうか?
また原作では最終話法廷で証言台に立ったマヤが入管の態度について思いの丈を打ち明ける場面をドラマではクマさんに言わせたのはどちらが良かったのか。
ラスト、原作では失恋に終わったマヤとハヤトの物語を継続させることで更なるメッセージを投げかけたのは良かった。
良くも悪くも話題になったけど、この時期に移民・難民問題に関心が集まった事でドラマ化の意義はあったと思う。
この問題で困っている人達に光が当たりますように。