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なれの果ての僕らのTOTのレビュー・感想・評価

なれの果ての僕ら(2023年製作のドラマ)
3.5
グロテスクな描写満載で流血、吐血、リンチ、切断死体、濃硫酸ガスで肌焼くなど深夜帯とはいえこんな描写ありですか??なシーン満載。
音楽や撮影も70年代80年代くらいのロマンポルノや火サス土ワイで見たようなムードがあって好き。
3話の城定監督回はハート鷲掴みにされたわ。
並行してアナザーストーリーを見ると更に物語への理解度深まるけど、最終回の駆け足感は否めなかった。

とはいえ、ジャニーズを始め20代前半の俳優陣が集められた中で、物語の中心になる夢崎みきお役に最年長の犬飼貴丈を据え、納得の演技で最終回まで引っ張っられる。
表情、動き、目線、間、台詞の抑揚。俳優・犬飼貴丈の技量の高さや、引き出しの多さ、キャリアの幅を実感する作品で、どんな演技が見れるか毎週ワクワクした。 
おかげさまで、めっちゃ楽しい夏でした。
サンキュー。
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