あちぴろ

油っこいロマンスのあちぴろのレビュー・感想・評価

油っこいロマンス(2018年製作のドラマ)
3.3
何を隠そう私、パーソナルジムに通ってまして。そのジムが主催するビフォアアフター部門の大会に出ることに。
そんな矢先観始めたもんだから、このドラマは地獄でしかない。
どの回でも美味しそうな中華料理や大好物のジャージャー麺を美味しそうに食べたり料理の映像がこれでもか!と言うほどに出てくる。
ダイエットで鶏むね肉とプロテインと野菜しか食べれない自分には途中で観るのをやめたくらい。笑
なんせ料理が美味そうすぎる。


さて。
一旦感想は横に置いておいて。
【キャスト】
❇️ジュノ(プン、本作の主人公で料理の達人?鉄人レベル):「監視者たち」や「メモリーズ」に出てたとあるけど記憶にない。もしかして「監視者たち」で死んじゃった若い刑事かな?
人気なんでしょうねー
❇️チョン・リョウォン(セウ、お嬢様育ちのヒロイン。料理とか出来なかったのにやむ無く中華料理店で働くことに):「弁論を始めます」、「検事内戦」など。このドラマの時かなり若いのかなぁ。観てたドラマではそこそこの年齢役なんだけど、本作ではまだ30代前半のイメージ。
❇️チャン・ヒョク(チルリン、ヤクザのボス、消費者金融の社長):だいたいがサングラスを掛けて見えてるん?夜でも?と「あぶない刑事」レベル。アクションは流石の一言。
❇️チョ・ジェユン(メンダル、チルソンの右腕):「還魂」、「SKYキャッスル」など。
❇️パク・ジヨン(ソルジャ、セウの家の家政婦、板長):「シスターズ」、「秘密の森2」など。
❇️テ・ハンホ(コッチョン、麺担当、元運転手、右足悪い):「模範タクシー」など。
❇️イ・ミスク(セウの母、使えない人笑):「ミスコリア」、「涙の女王」など。
❇️イム・ウォニ(ジャイアントホテル内中華料理店シェフ):「キムサブ」シリーズ、「クレイジーラブ」など。
▶️イ・ギヨン(セウの父):「ビッグマウス」など
▶️オ・ウィシク(プンの同僚):「イルタスキャンダル」、「女神降臨」など
▶️オク・ジャヨン(チルリンに4回出会った女性):「ビッグマウス」の奥さんだ!
▶️ぺ・ヘソン(医者、中華好きなのか?頻繁に中華食べる女医):「イルタスキャンダル」など。
と、キャストが意外にも豪華。


結婚間もないプン(ジュノ)はジャイアントホテルの中華レストラン「画竜点睛」の二番手シェフ。ところがホテルの社長(キム・サグォン)と結婚予定の彼女が浮気してしまい、ホテルを追い出されてしまう。職も恋人も失ったプンは向かいにあるヤクザ、チルリン(チャン・ヒョク)が経営する潰れる寸前の中華レストランでホテルへの復讐を誓う。同じく結婚間近だった銀行頭取(イ・ギヨン)の娘セウ(チョン・リョウォン)も父親が逮捕されたことで結婚相手から逃げられてしまい離婚。そんな二人が出会い惹かれ合うが、父が捕まってしまったセウの家族がプンの働くレストランで身分を隠して働くことに…セウに一目惚れしたチルリンとセウ、プンの三角関係が始まるが…

まぁ、これだけクズみたいなやつばかり集めたもんだ。とある意味感心する。
ドジばかりのくせにプライドだけ高いセウの母、友人なのにプンのレシピを盗んだ友人(オ・ウィシク)、師匠のくせにプンに嫉妬する師匠(イム・ウォニ)、寝とった癖にポイするわ、悪どいことばかり頼むホテル社長…
ヤクザだけど人に優しく、借金客にも他のヤクザからの取り立てを庇う為に金貸しをしているチルリン一味の方がよっぽど仕事もできて人に優しい。

一番イラついたのはセウの母だな。
ホテルとの料理対決で店の存続を掛けた勝負なのに板長のソルジャもセウも行かせなかったり、忙しい時間に来て文句言ったり。ほんと使えない癖にいつまでも財閥の嫁気取り。
仕事が出来ない奴ほど自信過剰な典型だった。


あー、イライラする。
そんなイライラするドラマと食べたくなる様な料理ばかり見せられて、ダイエット中のストレスもあいまって観るのをやめよかとまで思った。

セウとプンのイチャイチャもなんかしんどい。
そもそも「油っこい」なんてどこが?
全く油っこくないし、進展しない二人にイライラするし。

チルリンの相手、結局どーなったん?動物病院の先生といい仲にならないの?
そこちゃんと回収してくれよ。

つまらんとまでは言わんけど、盛り上がるのは料理対決だけだったなぁ。

(2024/4/20〜5/4)
あちぴろ

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