このドラマ枠の前回の「夫婦が壊れるとき」とかいう、まったく面白くないやつを最後までみてしまって後悔していたところで、続けてこれが録画されてたので、ついつい一話をみてしまし、しかも、８話まで進んでしまった。という意味では引きといい、長さといい、なんとなく見させてしまうところは上手いのね、このDRAMA DEEPっていう枠
相変わらず（夫婦が壊れるも含め）、設定やセリフとかは陳腐な域を越えず、既視感の嵐。でも内容が「夫婦壊」よりは面白いかな。しかし、フックの回収が、妄想だったり、やってはいけないレベルの仕掛け（例えば弟が部屋を見てしまうフックとか）だと思う。引きが強ければ強いほど、その回収に期待してしまうので、あーあ、と言わせないで欲しい。けれどフックを本編の終わりに入れるのではなく、まさかの予告編の中に入れる手法には感心したわ
そんなフックに嫌気がさしてきたところで、とうとうフジコが部屋を見てしまったときも、どうせ勘違いとか妄想なんでしょ？思って期待していなかったけど、本当に見てしまったということに、おいおい、これからどうするんだよ！まだまだ終わりじゃないぞ！って期待値が高まっている。そんな期待に８話は、いままでの振り返りで、おいおい、いまどうしようかって考えてるのかよ？などと、少々失望。さあ、この期待感をどうしてくれるか、楽しみといえば楽しみ。まさかの失望売りみたいなのはよしてくれー（といいながら、絶対、失望するよなぁと、期待値を上げすぎないようにしておく）
８話、振り返りでストーカー目線で描くなら、もっと、いままでの回のフジコ目線で見ていたものが、あ、これもこいつがやったことだったのか！とかいう驚きが欲しかったけど、全然、フジコ目線とおなじだった。なんやかやとがっかりさせてくれる
最終回、ここ数回なんの話しやら？と主題を忘れるような展開。そして、最終回、ふじ子は大きな勘違いをして終わる。あなたを守りたかった一心で、まともな人間は、髪の毛を拾ったりや、使ったティッシュや舐めたアイスの棒とか集めませんから！やだ、ただの変態だよ
