たのしかった！
武侠もの、とはこういうものかと知りました。演出、テンポ、戦うシーン。故意に古めかしく埃っぽくした映像。
だいたいの物語って、個人の信念とか、恩義、生き方とか、才能の有無、努力の量に比例して、成長するとか国を救うとか恋愛が成就する、というような結果がもたらされる。
でも、私がすごくいいなと思ったのは、望んでも望んでも得られないものと全く望まないのに得てしまったものの組み合わせで物語が終わること。
なんていうと、すごく深い物語のようでもあるけど、出てくるやつみんなキャラが強くて、楽しく見てる間に50話おわってしまった。性格悪い女がいっぱい出てきて、そのへんも個人的に好物なので大変楽しかった。(天山童姥がけっこうすき)
