『温泉殺人事件シリーズ3「修善寺温泉殺人事件」』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
志垣良雄(片岡鶴太郎)と素子(あめくみちこ)夫妻は、娘の直子(尾藤亜衣)とその恋人・谷本卓也(パーマ大佐)の4人で修善寺温泉に家族旅行に出かける。今回の旅の目的のひとつは、夫婦の恩人である医師の辻堂一之(西郷輝彦)を訪ねること。25年前、夫婦で修善寺を旅行中に素子が産気づき、直子を取り上げてくれたのが辻堂だったのだ。久しぶりの再会を夫婦は楽しみにしていた。その頃、都内では殺人事件が発生し、和久井一郎(浅利陽介)たち捜査一課の刑事が捜査に乗り出した。被害者の渡瀬里佳子(太田唯)は大手花屋チェーン渡瀬花苑の社長・渡瀬春奈(池上季実子)の娘で、自宅で絞殺されていた。里佳子の顔がひどくただれていたことが気になる和久井。鑑識の結果、里佳子が使用していた洗顔料に漆が含まれていたことが判明。また、和久井が調べたところ、里佳子は春奈の後継者と目されていたが、母子仲は良くなかったことが分かった。渡瀬花苑の本店が修善寺にあると知り、和久井は修善寺に向かう。和久井は志垣に捜査を手伝ってもらう魂胆だったが、志垣はその気はないと突っぱねる。だが、辻堂と春奈が親しい間柄だったことが分かり、志垣も次第に事件と関わっていく。