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ロボット刑事の青のレビュー・感想・評価

ロボット刑事(1973年製作のドラマ)
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1話: ヌルッと背面で登場するロボット刑事。Aパートの戦闘シーンは、現代の映像で見ても全体的に画面が暗いので、当時の視聴者は画面の中で何が繰り広げられているのかよく分からなかったのでは。役者の顔のアップが多い。
2話: ベテラン刑事芝さん酷くない?「鉄クズ人間」とか「油臭くなる」とか、芝刑事によるロボット差別とでも言えそうな発言の多いことよ(追記: 芝刑事の機械嫌いには背景があるらしい)。芝は明確にロボット刑事をはじきものにしており、むしろロボット刑事を人間として見ている。ロボット刑事の捜査の結果、敵ロボットは自爆して10億円は灰になった(笑うしかない)。今後のアニキの役回りに期待。
3話: 見た目が明らかにロボットであるKは、人間ではないという前提のもとに扱われる。しかしKには人間と同様の感情や恥じらいがあり、人間以上の優しさと知性とパワーをもっている。この点は、同じく機械と人間との差異を描こうとする『キカイダー』とは異なる。
4話: 戦闘場面の明度が暗すぎる。合成技術が古いのだが、それがむしろ味になっていて好きだ。マザーロボットの存在意義が明らかに。
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