縞

ペイン・キラーの縞のレビュー・感想・評価

ペイン・キラー(2023年製作のドラマ)
3.9
痛み=人間の本質。

アメリカにおけるオピオイド危機。
革新的な鎮痛薬として登場したオキシコンチンによる影響を描いた作品。
実話を元にしたドラマということもあり、どこまで行っても救いがないのがとにかく観ていて辛かった。

日本でも市販薬の乱用が近年問題になっているけれど、厚生労働省から承認を得ている薬に対して、想定外の使用方法、''乱用''については、日本やアメリカ以外の世界中どこの製薬会社もきっと言い分としてはパーデュー製薬と同じなのではとハッと気づいた時、ものすごい恐怖を感じました。

「製薬会社がやっていることは麻薬の売人と同じ」
ドラマを見終わった後、このセリフをあなたはどう捉えますか?
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