4話で終わってしまったのはさみしい…
でも、そのくらいの物足りなさを感じるくらいが適量なのかもしれない、
ラジオ好きさんにはおすすめのドラマ。
旺志郎の安定感は分かりきってたけれど、主人公役の男の子に出会えたのが一番の収穫。
独り言のときは全然大丈夫なのに、いざマイクの前で本番!となると上がってしまう彼が、スラスラ原稿を読み出した時のあの滑らかな口調には、本当に惚れ惚れした。それまでのどもってた感じもちゃんと演技だったのね!と。そして、もしゃっとした前髪を上げると、ほんと男前。
ちょうど、芥川賞候補だった『それは誠』を読み終えたところで、脳内キャスティングが始まってるんだけど、やっぱり高校生役って20歳超えてるぐらいの子たちじゃないと表現出来ないよね…みんなナチュラルな演技で今どきの高校生ってこんな感じなんだろうな、と素直に見てしまった。
校内放送をラジオみたく、放送部の活躍の場にした内容はお見事。こういう華やかな活躍の場があっても良いよね、体育祭のリレーの実況アナウンスとかだけでなくね。