割烹

うちの弁護士は手がかかるの割烹のレビュー・感想・評価

うちの弁護士は手がかかる(2023年製作のドラマ)
3.7
ムロツヨシ主演、芸能マネージャーを突然首になった50代の男が、法律事務所のパラリーガルとして、20歳の天才弁護士・平手友梨奈とともに様々な問題を解決していく。
まずムロツヨシがやや二枚目寄りの演技を見せているのが特徴。芸能マネージャーとしての30年のキャリアに裏付けされた自信を感じさせる演技。アドリブ多めのマシンガントークは健在だが、視聴者を置き去りにするような内輪受け狙いは少なく、比較的汎用性のある面白さで楽しませてくれる。
前半は1話完結型だが、ムロツヨシがマネージメントしていた女優の吉瀬美智子にクビにされた理由や、平手友梨奈の姉の江口のりことの確執など、徐々に大きなストーリー展開にシフトしていく構成も上手い。
全編を通して、スポットライトのあたる立役者を陰で支える存在の美学を謳っているのも芯が通っていたし、時任三郎のナレーションも良かった。ナレーションに徹し、調子に乗って本人が顔出ししてこないのも好感が持てる。
弁護士事務所同僚に、戸田恵子、松尾諭、酒向芳、村川絵梨など、ムロツヨシの元妻に安達祐実。
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