このレビューはネタバレを含みます
筋が素晴らしい。たったの3話でここまでの濃度と統一を生み出せるのか……。ルーと父と銃の件とか、それ自体ではありきたりなんだけど、その組み込み方が上手い。KDの火傷痕の伏線なんかはさすがに痺れたね。限られた3話を最大限に活用しようという意気込みが感じられる。
単作としても十分に面白いが、本シリーズの前日譚としての役割もきちんと果たしてるのがまた素晴らしい。
キャラデザも◎。ツインズ(名前がヘンゼルとグレーテル!)とか裁定人のキモさがたまらん。こういう類のキモさに日本のマンガっぽさを感じるんだけど、気のせい?
イェンの立ち位置が『The Boys』のキミコに重なる。こういうアジア女性キャラは割と典型なんだろうか。だとしたら、表象文化論的に読み解きたい。
アクション(特に肉弾戦)も最高。特にイェンが絡む戦闘シーンは全部凄い。(ep.1のカーアクションは微妙。というか、編集がミスってる。)
あとこれだけ言わせて。
フランキーのヘアスタイルがジョン・ウィックと被ってるのはどうなんです???