思わず見てしまった。が、本人達のインタビューなどはない。裁判の様子と周りの（主にネット）の熱狂ぶり（？）を描いたドキュメンタリー。
見終わった感想としては、ジョニー・デップの弁護士、凄腕だな…ということ。裁判というのはどちらが正しい、ではなくて陪審員にどれだけ同意してもらえるか、なんだな本当に。特にこういう夫婦喧嘩の果て、みたいな裁判は。
作品はどちら側の立場でもなく、むしろ周りの熱狂っぷり（狂ってる）を淡々と描いていたと思う。そもそもジョニー・デップって40後半にもなって20以上も下の共演女性を口説くとか、そして未だドラッグとアルコール依存があるって、一般人ならクズだぜ…。アンバー・ハードに手は出してないようだったが、モノに当たり散らしてて、それも立派な（？）DVじゃないか…と、初回を見て思ったほどだったので。
２回目以降はアンバー・ハードの我の強さと、証言のあやふやさもかなり目立ってきていたが、それよりも熱狂的なジョニー・デップファンの、誹謗中傷の嵐が怖くもあり、気持ち悪くもあった。ファン心理はよーくわかるが、だからといって何を言っても言い訳じゃない。
結果は知っての通り。個人的にはどっちもどっちだよなぁ…と。
