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燃えさかる炎のlalalalabombaのレビュー・感想・評価

燃えさかる炎(2023年製作のドラマ)
3.9
事実を元にしたスペイン語のドラマ。

プレスリーのラブミーテンダーではじまるのはデビッドリンチのブルーヴェルヴェットを彷彿させ、期待が膨らむ。
生還のロサは夫のハピとは別居中、共に暮らすペドロと喧嘩中にペドロは焼かれた自分の車の中で焼死体で発見される。
猟奇的なこの事件は実際にあったことらしい。
それはどうでもいいが、バルセロナ市警察とカタルーニャ州警察。バルセロナの街が舞台となるが有名なグエル公園やサグラダファミリアは写らない。
操作が進むにつれ美人警官のロサの実態があらわになってくる。
ロサ役のウルスラなんとかは他人で有名らしいが悪魔的な魅力は伝わってくる。陸上の田中希美にとてもよく似てると思った。
主人公のファムファタール(ていうかヤリマン)っぷりがみごとで、スペインて結婚してても堂々と付き合って良いという文化なんだろうか。
不倫は文化といった日本のしょぼい俳優を思い出した。
ラスト2話は法廷での検証シーン。
謎でもない謎解きと真実が明かされる。
結末はみんなわかっている。
なぜ地下室を片付けるシーンを早々に入れたのか、その意味がわからない。
何かの伏線かと思っていた。
身勝ヤリマン女の身勝手な犯行なのかそれとも子を思う母親の心情なのかその辺は不明だった。
タイトルの意味は?
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