泡沫夢幻

軍港の子〜よこすかクリーニング1946〜の泡沫夢幻のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

こういう類のものに涙を流す度、この涙はなんの涙なんだと自分を問いただしてしまう。現在の時代をのうのうと生き歩む人間に涙なんて流す資格すらない程の、壮絶な時代を生きる人々が存在していたこと。そして、その人達の生き様を経て現在が在るということ。肝に銘じるべき事実。

大人も子供も一人の人間で、みんな生きていて必死。今日一の「頑張ってね。元気でね。」という一言が脳裏から離れない。大人達のキャスティングが絶妙で、芝居力に更に涙を誘われた。
泡沫夢幻

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