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時をかけるな、恋人たちのanonのネタバレレビュー・内容・結末

時をかけるな、恋人たち(2023年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

SFラブコメディ。
SFとしてもコメディとしても微妙だし、狙ってのことだろうけどチャチだったり、有名作品がチラつくところとかいろいろひっかかるんだけど、なんだかんだ嫌いじゃないというか、今期の中ではまあまあ好きな方⇒途中もう止めようかチラつきつつなんとなく嫌いになれずそれでも継続⇒終盤面白くなってきたような…と思ったら脚本が『ドロステのはてで僕ら』の上田誠さんだった。
やっぱりというか、コメディとしては合わなくて、未来の携帯がエアコンのリモコンとかのノリは正直好きではない。だけど、全体で辻褄合わせていく感じは面白い。録画残しておけばよかったなとちょっと後悔。
面白くなってくるまでが長すぎるので、連続ドラマより圧縮して映画か長時間ドラマ1本かせめて前後編位にまとめたらいいような…
それと、エンディング曲が結構良い効果を醸してる気がする。オープニング曲も合っていると思う。

常盤廻(吉岡里帆)
井浦翔(永山瑛太)

■#01
時間が短いためか、時間稼ぎに引き延ばしてる感があまりないのが良い。
オープニングのアニメーションがレトロで『奥様は魔女』と何かを掛け合わせたような感じだが何だったか思い出せない。
音楽が「あれ?『刑事コロンボ』?と思いきや違った…」って感じだけど嫌いじゃない。
面白さはちょっとまだよくわからない。とりあえず来週は見るけどどうだろう。

■#02
未来から来た教師と生徒(10歳差)の話。辻褄の合わせ方がなるほど、と。わりと面白かったけど、廻と翔の恋愛部分がなんとなくイマイチ…かも。

■#03
23世紀から来た役所勤めの女性が令和のホストと恋に落ちる。辻褄を合わせたのは今回名前だけ紹介された謎の時空賊マギー&キケロ、別名「伝説の恋人」。でも元はといえば彼らが辻褄が合わなくすることをしただけでは…何のためかは不明だし、今回の辻褄合わせはあんまり…。マギー&キケロってあれだよねぇ…たぶん。
話はやっぱりなんというかあれだけど、雰囲気は好き寄り。

■#04
23世紀で売れない男性作家が令和の世界で舞台やテレビに出演するお笑いコンビのツッコミとして活躍。相方の女性と恋愛関係に。

■#05
30年後からきた初老の男性(今野浩喜)。妻は明日、バス事故で亡くなるといい、悔いのある別れ方をしたので、生前の妻に会いたいという…
今回の辻褄合わせは結構良かった。

■#06《ネタバレ》
常盤廻は井浦翔との駆け落ちを決意。2人で暮らすための作戦を練るため廻が生まれる前の1983年に。そこで廻が生まれる前の父と母に会う。
父が10分戻って母に話かける。母が前日に戻って母自身に話しかける。見たばかりのときは違和感があったのだけど、タイムリープではなくタイムトラベルだからこれでいいのか…

■#07
翔との恋の逃避行で、両親を結びつけることに成功した廻は、自身のタイムトラベルが必然だったのではないかと考える。そこで、確証を得るため2003年に向かった2人は、初恋相手の諸星にラブレターを渡せず泣いている小学生の廻の元へ。

■#08
廻と翔の恋に反対していた天野(伊藤万理華)が、2人を応援してくれることに。天野は、タイムトラベルの研究が進み、航時法が変わるまで猶予を稼げば、過去人と未来人が一緒になれるかもしれないと語る。そのために、2人が時間犯罪者を捕まえて昇進することが急務。
翔によれば、廻と過ごした大学時代、キャンパスでは時間犯罪者と思わしき人物によって、ある事件が勃発したという。2人は早速、その人物を捕まえようと2013年へ向かい、構内で怪しい人物を物色していると、突然、2023年の広瀬(西垣匠)が現れる。

■#09  時間犯罪者は誰?1年前のオフィスへ
10年前に遡り、恋の終わりを見届けた廻と翔は、今度こそ結ばれようと愛を誓い合う。しかし、2人の恋の逃避行はタイムパトロール隊の隊長の知るところとなる。ところがお咎めはなく、廻の会社の上司が、時間犯罪者と手を組んで金儲けをしているという事件報告だった
2人が廻の勤務先に潜入すると、そこには廻と広瀬の姿が。翔は距離の近い2人に嫉妬を覚える。
梓もまた、廻と広瀬の仲睦まじい姿を見て落ち込んでいた。すると次の瞬間、さっき見た廻とは違うもう一人の廻の姿が!混乱する梓を前に、窮地に立たされた廻は…。

■#10
未来の情報を売っていたのは八丁堀。それだけにとどまらず、自然食品の密輸をしていた時空犯罪団をほう助していたことも判明。廻は、何の手違いか、以前にかぼすバージョンのデザインが届いたことを思い出し、あれは未来の自分による辻褄合わせだったのだと気づく。廻は、仕事以外にも次々と辻褄合わせをしていく。
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