daiyuuki

山女日記〜女たちは頂を目指して〜のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

4.3
湊かなえの同名小説を工藤夕貴主演でドラマ化。人生の岐路に立つ、“山ガール”たちの心情を描く。東京の大手商社に勤めていた立花柚月(工藤夕貴)は、ある思いから37歳で山岳ガイドに転身。柚月は、年下だが山岳ガイドの先輩である木嶋岳志(黄川田将也)に翻弄されながら、ガイドとして成長していく。
結婚に迷う律子(馬渕英里何)、不倫にケリをつけたい由美(上原多香子)、柚月のかつての同僚舞子(佐藤藍子)、夫を見返したい専業主婦の富江(丘みつ子)、自分の生き方に迷う登山ガイド志望の牧野(片山礼子)など様々な人生の岐路に立つ人々そして会社員から転身した登山ガイド立花柚月(工藤夕貴)が、登山の中で人生の選択に一歩踏み出すまでの心情が丁寧に描いていて、実際に山でロケして撮影してるならではのリアル感があり、ゲストが演技派俳優なので人生の岐路に立つ人々の葛藤を丁寧に演じられていて、「人生は山登りと一緒。どこに足を置くかで決まる。迷いながら進むことで先が未來が見える。だから進み続ける事が大事」と思えるヒューマンドラマ。
daiyuuki

daiyuuki