殺人事件が起これば被害者と加害者、それから被害者遺族と加害者家族が当然いますよね。そのへんのあれこれを、こう、社会問題的なテーマを含めてエンタメに仕立ててドラマ作ったんだね。なおかつ、視聴者を揺さぶるように、突きつけるように問題を投げかけてくる。否応なしに考えさせられる人もいるかもしれない。冷静に観てれば答えは簡単なんだけど、単純に割り切れないものもありますよね。
いろいろ考えてよく作っていると思います。韓国は映画もドラマも感情のままに突っ走ってしまいがちですよね。過激な暴力シーンもあることはあるけど、一応、このドラマは地上波で放送されたらしいから抑え気味に演出されています。確かに犯罪を犯しておきながらのうのうと笑いながら暮らしてるヤツもいるでしょう。そんな世界ではどんなことが起こり得るだろう。被害者遺族の心の中ではどんなことが渦巻いてるだろう、ということを想像しながら作られたのかもしれないですね。
