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いちばんすきな花のmuのネタバレレビュー・内容・結末

いちばんすきな花(2023年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

無事に見終わったけど、レビューの点がつけられない。
私、出演全員好きなの。好きなのに〜。

私は毎回このドラマを見ることが重くて辛いかった。(それでも見続けてたんですけど)
ずっと口がへの字になっているような。

笑える訳でもなく、ほわっとする訳でもなく、とても独特な台詞と微妙な行間(比較するのもおかしいけど、脚本が坂元裕二だと絶妙な笑いに消化できるんだろうなぁとか思ってしまう。初めて4人が顔合わせた無理矢理なシーンもあっちのカルテットだったら笑えるんだろうなぁとか)。
この絶妙に笑えない行間=この4人の性格だから敢えて作って成り立たせてるんじゃないか、という仮説を立てたほど。

への字の原因は、自分を客観的に見ているような気持ちになるからなのかもしれないです。
あー、その気持ち解るわって共感できるところもたくさんあるけど、でも本心では共感したくないくらい独特なひとたち。他人との距離感はやっぱりちょっとおかしいと思う。
ただ、きちんと自分の欠点を語源化できてることと、それを素直に口にできる人がいるのって素敵なことだから羨ましかった。
なんだかんだ、主軸の人たちは強い人たちだと思う。自分と、そうでない人の区別がハッキリしてるからなのかな。椿さんは優しさの塊に見えた。(松下洸平が好きだからかもしれん)

4人の出会いもそうだったけど、5人の出会いが無理やりすぎんか?と。伏線回収のレベルじゃない…盛り込みすぎよ…
ミドリちゃんは素敵な人なのに。
あと、あれです。ラスト。
ないはずのピアノ。椿の弟か?楓がなんでいんの?いやいや、まさか…と思ったら、まさかのご本人登場だった。
なんかあの演出に、私はサーっと引いてしまった。主題歌好きだったのに、変な思い出に変えないで、、、

そして幕は降りた。
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