「生きづらさなんか感じたことない！」と思っている人にこそ見てほしい作品。
4人はみな、他人から見たら
「なんてことないのに」と思うようなことで悩んで傷ついている。
椿ハウスはそれを受け止めてくれる場所。
4人が飾らずに「4人」でいられる場所。
恋愛感情を描きつつも、それが4人でいることを邪魔するような形にならなかったのは非常にいい所だった。
また、すでに出来上がった4人が
みどりを加えた5人になることの難しさも丁寧に描かれていて、生方さんの誠実さを感じた。 特別なことは何も起こらないのに、なぜか目が離せない。 4人をいつまでも微笑ましく眺めていたい。
