シガーandシュガー

リサーチ・ユニット~ボルドー重犯罪部 シーズン3のシガーandシュガーのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

前シリーズで銃撃されたゲマラを巡ってSRが揺れるスタート。
ゲマラは一命をとりとめて治療を受けるが、昔の悪い仲間との付き合いが禍根を残し、さらにゲマラ自身の有能さも署内で妬みを買っているのか内部監査に目をつけられる。当然、ベルニエは全身全霊でゲマラを助けようとするので内部監査に厳しくマークされる。
このゲマラが怪我から回復し、疑いを払拭するまでは緊迫感があった。並行して起こる事件の解決も一話完結で見やすい。
ベルニエとゲマラの友情はベタベタ暑苦しくなくて(ベルニエは暑苦しいかも)ちょうどよい。ゲマラの優秀さが垣間見える瞬間はたまりません。
孤児院出のゲマラが異例の出世を果たしたことが妬ましく足を引っ張ろうとする内部監査。。。そんな妬みで身内に汚名を着せようとするかねと思ったけれど男の嫉妬は恐ろしいらしいので。

そのゲマラの内部調査においてスパイのように送り込まれた新捜査官のリンスキー女史も訳ありのようだったけど、スパイは早々に返上して思い切り働いているのが話が早くてよし。有能だしスッキリ美人だし、このシーズン3でチームにすっかり馴染んでしまって楽しみ。デルマスとのコンビは目の保養になる。できれば長くいてほしいメンバー。

10話放映されたけれど、もしかして#5と#8はシーズン1か2のエピソードだったのかと。映像の感じとデルマスのヘアスタイル、リンスキー不在なので違和感がある。別に困るわけではないので、もし前シーズンのエピソードがしれっと混ざっているのならば、そのルーズさは笑える。

1時間のクライムドラマとして楽しめるスピード感、チームの結束が安定してきた感があり、面白く鑑賞できたシーズン。