はぎ

Bodies/ボディーズのはぎのレビュー・感想・評価

Bodies/ボディーズ(2023年製作のドラマ)
4.2
4つの年代で起こる同死体の出現。それを4人の刑事が各々調査し、最終的には1つに集約していくSFミステリー。

とにかくそれぞれのストーリーの描き方が丁寧でわかりやすい。これだけ年代が描かれるドラマだといつの時代の話をしているのかなど、ごちゃごちゃになりやすい。しかし、年代の変更にエフェクトつけたりすることで、視聴しやすくしていた。

4話までは接点少なく、気難しい感じ。
5話ぐらいでようやくまとまりをみせ、スッキリする内容にまで持って見せた。もちろんそれはちょっと無理じゃね?と思うところもあったがそれはご愛嬌。

キャラクターそれぞれの苦難を描くのも👍
1890では同棲愛の難しさや権力、1941は戦争真っ只中での差別、現代はデモや家族ということをテーマに深堀りされている。

そして悪役のエライアスの設定が凄い。最後のループで人生が変わってしまった時は少し同情もしてしまった。

スッキリ完結。気持ちの良いドラマだ。
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