他のホロコースト関連の映画とは違って、ユダヤということではなく伝説の宝石を持っているということで執拗にドイツ将校から追われる親子とその娘の禁止されている放送を聞いている若いドイツ兵の話。
盲目の娘が生きるために父親が街の模型を作り、いざというときに生き延びるために覚えさせる。
迫りくる恐怖、生き別れた父に呼びかけ続ける少女。再び外に出るようになれた叔父、サン・マロへの爆撃と開放の狭間の日々。
気を緩められる瞬間がなくずっとある緊張感。
少年は帰れたのかしら。
少女は孤独にならなかったのかしら、その後が気になった