コザカナカルシウム

あきない世傳 金と銀のコザカナカルシウムのレビュー・感想・評価

あきない世傳 金と銀(2023年製作のドラマ)
3.0
まっすぐな性格で商売の才覚ある幸が、五鈴屋の人達に認められて実権を握っていく
奉公人として五鈴屋に入るが、長男(死去)→次男(失踪)→三男の嫁になっていくのは、時代劇ならではの展開でドキっとする。戦後まで、そういうことはあったようだけれど、今じゃあ考えられないワ。

江戸時代の大阪が舞台なのが、おもしろい。
五鈴屋の呉服屋だけでなく、浮世草子の作家・版元・文楽など大阪で盛んだった職業がちょいちょい出て来て興味深かった。
吉宗の治世なので少し時代が違うけど、#木村蒹葭堂 を生んだ大阪文化の香りがするドラマだった。