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からかい上手の高木さんのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

からかい上手の高木さん(2024年製作のドラマ)
4.3
とある島の中学校、隣の席の女の子・高木さん(月島琉衣)に、何かとからかわれる男の子・西片(黒川想矢)。
今日こそは高木さんをからかい返してやると奮闘するも、高木さんはいつも西片の上をいくからかい上手だった。
ある日、高木さんをからかい返そうと筆箱をびっくり箱に改造する西片だが、高木さんに見透かされ、逆にからかわれてしまうのだった。
原作は月刊漫画雑誌「ゲッサン」で連載されていた山本崇一朗の同名漫画。テレビアニメは2018年、2019年、2022年に3期にわたって放送。2022年に劇場版も公開された。とある中学校で、隣同士に座る「からかい上手の高木さん」と「からかわれっぱなしの西片」の日常のやり取りを描くラブコメディ。実写ドラマでは、高木さんをファッション誌「Seventeen」の専属モデルとして活躍する月島琉衣、西片を是枝裕和監督の映画『怪物』で注目を浴びた黒川想矢が演じ、アニメの舞台として聖地となっている香川県小豆島で撮影された。
監督は、映画『愛がなんだ』『アンダーカレント』などの今泉力哉。主題歌は、Aimer(エメ)書き下ろしによる「遥か」。
5月31日より、高木さんと西片の10年後を描く実写映画(永野芽郁、高橋文哉共演)が公開される。
隣の席の髙木さんは、主人公の西片に、スキをついて変顔して笑わせたり、「好きな人の名前を書いて使い終わったら両思いになれる消しゴム」の話など、髙木さんを西片に意識させたりドキドキさせたり意味深なことを言ったり、西片に自分の気持ちを探らせるドキドキさせる質問してからかってきて、西片は髙木さんのからかいに翻弄されて悔しがりながらも、ふたりで自転車に乗ったりイヤホンで一緒に音楽を聴いたり図書委員で借りた本を交換して読んで感想を言い合ったりクリスマスやお正月などを一緒に過ごす中で、友情以上恋人未満の名付けられない「強い絆」が通い合い、思春期の異性同士の友人の素直に気持ちをぶつけられないもどかしさや気持ちが重なる時の甘酸っぱい感覚など思春期の異性同士の友人以上の距離感が近づいたり離れたりするドキドキする青春ラブコメに仕上がっていて、西片を演じる黒川想矢と髙木さんを演じる月島瑠衣の瑞々しい演技もあり、ふたりの関係をニヤニヤしたりドキドキして切なくなりながら、青春を擬似体験出来る青春ラブコメドラマ。
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